Steel Wheels

Point of no return

ホイールのセンター出し

年末モードでバイクの方は進んでいませんが、フロントホイールのセンター出しを。

見ての通りZ1-Rのホイールです。

アクスルは17ミリ、アクスルナットは外径22ミリのもの

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カラーとシムを用意してこんな感じで

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写真は仮止めの状態ですが規定のトルクでアクスルナットとクランプを締めサスペンションとホイールベアリングが機能する状態でセンターを出します。

「センターを出すことを優先してアクスルナットの締め付けトルクを控えめにした」なんてのは論外です。

全てを規定トルクで締め、全てを機能する状態でセンターを出すと言うのが大前提です。

設計上の数値と公差がたまると言う現実の狭間をシムで埋めつつ、リムセンターを出して、左右のディスク座面〜キャリパーマウントの座面の距離の差を0.1ミリ以下の差に追い込むまで計測できたら対向ピストンのキャリパー使用条件としてオッケーじゃないでしょうか。

そして必要なカラーの寸法を出して図面を描いて発注。

 

さて、ディスクを買って、キャリパーを買って、キャリパーサポートを作って…