Steel Wheels

Point of no return

ブレーキパッドを変えて発電系の接続を手直ししたり

キャリパーのセンター出しをやっていて「んー?」と気づいて

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わかりますかね

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内側

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外側

1枚あたり0.25ミリくらい外側の摩耗が進んでいます。大径のピストンを使ったキャリパーの宿命ですね。80年代初めごろから比較的小径のピストンを複数個使うことでこの問題を回避したということでしょう。そういやタッチがスポンジ〜になってたなーと思い出したので使用範囲内だと思うのですがリアに回しましょうかね。で

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新品パッド投入。
デイトナゴールデンパッドχ(カイ)。AP Racing純正との比較では0.5ミリくらい薄くなってます。ベースの表面処理はメッキ?っぽくて塗装の純正より放熱に期待できる…かもしれない

 

リアまわりをバラす準備をしていて

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見事に焼けてます。
発電、整流、蓄電と全部今時の高効率な物にリプレイスしているのですが、キボシに負荷が集中したということでしょうか。発熱する部位を集中しないように2センチほどずらせていたらもう少しマシだったかもしれない。

250の平形端子に替えることが常套手段だとする向きもあるようですが

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スプライスでかしめて直結にしました

 

次はクラッチのプッシュロッド

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そういや今まで点検したことないと思って引き抜くと。うーん。

これ、ひっくり返すと延命できるという素敵設計なのですが

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すでにひっくり返されてました。

このパーツ、本体アルミで両エンドを鉄とした物と全部鉄の物があります。

理屈の上ではクランクケースと似た素材のロッドだと熱膨張率が近いのでエンジンに熱が入った状態でもクラッチのタッチは比較的悪化しない…という利点があるのですが、この写真のような状態になるという欠点があります。

それを理由としてか、長く同系エンジンを使ったKZ1000Pでは鉄製のものが採用され、現在部品供給されるのも鉄製のみになっています。

ということで部品発注ポチッとな

 

オフ車みたいだったフェンダーの高さは随分とまともになりました

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