Steel Wheels

Point of no return

部品納品のタイミング

昔からカワサキはホンダと並んで部品が来るのが早いメーカーです。

カワサキの場合は部品がなくて修理できないと数百万/日単位で損失が生じる重機のために部品流通システムを組んでバイクやジェットスキーのパーツ供給システムもそれに乗ってるからだそうです。

ホンダは宗一郎の執念。

ホンダもカワサキも午前中に発注すると最速の場合、翌日午後には販売店につくというシステムが40年前から構築されていました。これによって販売店側は部品在庫を持つ必要がなくなり、メーカー側は把握の難しい流通在庫を意識せず本社のパーツセンターの在庫だけを管理すればよく、われわれ自分でやってぶっ壊す勢はいち早くパーツを入手できるので気兼ねなくブッ壊せるようになりました(いや壊しちゃいかんけど)。

元々はいろんな理由があったと思うんですよね。チンピラみたいな商売やってる部品商の排除とか、カワサキの場合はHYと比べ薄くて細い販売網をいかにして守るかとか

さまざまな弊害もあって部品商から仕入れると割引があるが、そうでないカワサキのパーツは定価販売だとか(これ、今は全メーカー定価販売ですよね)、原則として現金取引だとか

それでも定着して同じようなシステムをヤマハが採用しスズキはカワサキのシステムを間借りして運用するようになってます

 

とまあ、そんな訳でスターターリレー到着。

21日にモノタロウに発注して23日午後に手元に届きました。多分、最短ルートですよね。もしかしたらカワサキのパーツセンターから直に送られているのかも

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40年前のバイクのパーツが即納というのは凄いことだと思います