Steel Wheels

Point of no return

走行会とGaerne G-RW

走行会に必要なものをと思いツナギは着れることを確認、コース走行向けのグローブは化石のようになったRSタイチの物をオイル漬けかというような荒治療を施し復活。走行会レギュレーション上必要な胸部プロテクターは購入。あとはブーツ。

 

昔々、a☆が好きだったんですよね。

ブーツもグローブもa☆で揃えていました。

正直に言うとブーツはサイズが合うものがなく無理やり履いていたのですが。スラッとした体型の仲間は「え〜? ピッタリだよ?」と言うのですが、縄文民族の自分には甲の高さが足りずふくらはぎもぱっつんぱっつんでした。

それでもなんとか履けるので走行会に通ってた頃はa☆の上から2番めくらいのモデルを使っていました。

4年くらいロード走行会で遊んで、スーパーモタードやオフロードに浮気してロードのコース走行から離れました。その時に買ったのがGaerne ED-PRO。オフロードブーツなのに屈伸できるというヤツです。本来はコース走行には向いてないやつなんですけど、まあ、走る速度域が低いですしね。

購入15年でまだ現役です。一度靴底は交換しました。樹脂パーツも生きてます。

 

さてa☆。コース走行に向けてメンテでもしとこうと思い押入れから出します。カビてないことなどを確認して履けるかな?と足を入れようとすると…

樹脂パーツが片っ端から崩壊していきました

いや、もうびっくりしました。スネ、カカトのプロテクター、トースライダーの基部、フクラハギプロテクター、シフトレバープロテクター、全ての樹脂パーツが粉々に砕けました。

加水分解ですね。面白いくらいに砕けてブーツの形じゃなくなりました。

こりゃあかんわ。ということでいつも通りネットでポチっと

 

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Gaerne G-RW

メーカーのラインアップ上はコース向け廉価版かな。

a☆が細身でふくらはぎ太い星人には拷問なのと比べGaerneはワシら縄文ゴリラにも履けるブーツを作る優しいブランドです。

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廉価版ゆえサイズのアジャストという機能は省かれているのですが

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これだけ伸びてくれるだけでも原始人の我々にはありがたい

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トースライダーは当然脱着可能。差し込み式じゃなくてねじ止め。差し込み式は変な角度で接地すると飛んで行っちゃうことが多いんだよね

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ベンチレーションは抜ける方向のここだけでちょっと寂しいかな。まあ、安いんだし耐久レースに使うわけでもないし

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内側。カカトグリップに使うであろう部分はゴムっぽい質感の樹脂。

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ヒラメ筋とアキレス腱が接続する部分のプロテクターは可動。
思ったより動きはスムーズ。廉価版と舐めていました。

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安いけど安作りではない逸品です。安くするために全部合成皮革ですしやっぱり安っぽいルックスなのは確かですけどね。

 

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Made in Italy。

かつてこの分野でも日本は追いついたことがあったのですが、遥か彼方に行ってしまいました。

 

サイズ感ですがわりとガチで走る時にアシックスのランニングシューズ25.5を常用してる足で上の表記です