Steel Wheels

Point of no return

15年落ちの過給エンジン搭載車に燃料添加剤は効果あるのか WAKO'S プレミアムパワー編#0

2007年購入だったっけ。もうなにもかも記憶の彼方ですが、マツダスピードアテンザ

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初代アテンザのセダンに加給エンジン積んだヤツです。地味です。確か国内では1400台くらいしか登録されず、2021年の今、生き残ってる車両はもう全国で3桁きってるんじゃないだろうかというレア車。

15年乗って走行16万キロ。きっちり定期整備にディーラーへ持っていきオイル交換はマメにやったけど流石にヘタってます。街乗りでもコンスタントに10km/l走っていた燃費も今は9km/lを切ることも。何より、パワー落ちてますね。あと微妙な振動も。

近所のアストロプロダクツに行った時、ワコーズ製品が棚の前で「そういや、車には添加剤の類いは入れたことないな」とふと思い、目線の先にはプレミアムパワー。

能書きには

  • 燃料の潤滑性を向上:特殊FM剤が燃料の潤滑性を大幅に向上させ、シリンダーとピストンリングフリクションを大幅に低減します。
  • 燃料の最適化:燃焼調整剤と含酸素成分が最適なタイミングで燃焼プロセスを加速させ、失火を防止します。
  • キープクリーン:無鉛ハイオクの数倍の洗浄成分を配合し、燃焼室のカーボン・デポジットの堆積を防ぎます。

「特殊FM剤」というのはフリクションモデファイア=摩擦調整剤。たぶん。
ポリマー系。たぶん。
燃料にそれが加えられてバルブ周りやピストンリングに浸透しフリクションを低減させる。。。たぶん

「燃焼調整剤」はなんだろ。昔あったオクタンブースターみたいなもんかな。わからんけどまあええか・・・「よく分からんもんにガソリン10リットル分かぁ…」と思いながらレジへ。

まあ、ダメ元ですね。効果があってそれが持続するなら元は取れるんじゃないでしょうか。

 

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さて、効果を確認するにはまず入ってない状態で計測する必要があります。

近場のバイパスと山坂道をミックスさせてノンストップで走れるルートを作って空いている平日夜に

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68.6km走行

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走行速度65km/h

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5.41リットル消費

よって燃費は12.68km/l。ちなみにカタログ燃費は11km/l。今までで記憶にある最高燃費は15km/lくらい。

テストしたルートは平坦な制限速度70のバイパス、元有料道路の山坂道。山坂道は途中6速のままだとちょっと厳しい登坂があります。ここで4速まで落としてます。

データの取得はOBDポートに接続するデータモニターです。経験上「かなり正確」です。補正してない生データを吐いてるのでインパネ上の数値よりシビアな数字を表示してます

 

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そして満タンにしてプレミアムパワー投入

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入れてすぐ効果は現れないのでタンクの燃料を半分ほど消費した状態でテストします。

さてさて、どうなりますか