Steel Wheels

Point of no return

Ninja250SL ECU編#1-2 (後期型ECU評価)

さて、シーズン前に取り付けた後期型ECU(Z250SLの物とも同等品)。

なかなか前期型のECUで走った際の条件と揃ったログを得ることができず検証できていませんでしたがザックリと差がわかってきました。

まず、交換の第一の目的だったアイドリング時のエンスト問題は今の所後期型ECUへの交換で解決しました。交換以来エンストしてないんじゃないかな?

 

ECUの旧ECUに対しての違いがログに表されている点は

水温がやや高くなっている
ファンが回る回転数も下がっている? 夏のコースでピットに戻っても延々とファンが回り続けました

 

スロットル開度に対してやや遅れてガスを吹いている?

これは、スプロケ、タイヤが違いそれに伴ってエンジン回転数も違うのでスロットル開度だけではなく複合する要素によるものかもしれないです。体感ではヘアピン立ち上がりでスロットル開けてリアタイヤアスファルトを噛ませる時の感覚が「グッ」から「ジワッ」になったくらいの差です。これによっていわゆる「レスポンスが悪くなった」という評価もあるかもしれないですが、自分のスキルではタイムには全く差は出ずむしろ乗りやすくなってスロットルの全開時間が長くなってると感じるくらいです。

水温が高くなっている変化も、もしかしたらスプロケとタイヤを変えて減速比が変わったためにエンジン回転数が高くなったことが大きく影響しているかもしれないです。

 

なお、燃料噴射系にはKITACOのサブコンI-MAPが追加され自分で作ったマップによって燃料調整しています。新旧ECUのログは同じ設定の燃調マップを使っていますが、サブコンによって補正された燃料が燃えていることによるエンジンの状態を各種センサーからのデータとしてEUCが読む際に過剰に補正を入れているため上記の結果になっているという可能性もあると思います

 

とりあえず、暖気中やピットレーンでの待機時でのエンストがなくなってめでたし