本命は発注して半年、まだ音沙汰ありません。
ヤフオクで見つけた即決付きのトリックスターのレース管を落札。
もう絶版になってるんですね。エキパイはφ35と細め。クラッチ下あたりからテーパーで広がりφ60.5に。
エンブレムの下に小さなエクボがありますが美品でしょう。取り付けは特に問題もなくスムースでした。マフラーの精度も良し。エンジン始動し排気漏れがないことを確認。
サイレンサーの構造は単なるストレートパンチングをエンドで絞るという安直なものではなくビートのパルスコーンタイプを踏襲したような逆テーパー形状のパンチングパイプになっています。
サイレンサー差し込みφ60.5
エンド内径φ35。
サイレンサー外筒はチタンなんだけど、エンドピースの黒い部分はアルミキャスト(?)。ちょっと肉厚があるパーツで少し重い。ここは薄板のプレスで作って欲しかった。
音質はシングルエンジン用のレース管としてはよく消音されていると思います。不快な高周波や特定の回転域での割れるような音は出ません。これは妄想なのですが、中回転域がすこし分厚くなり綺麗に吹け切るという反相する特性をうまく引き出していると思いました。たぶん、音質も出力特性もサイレンサーの構造が効いているのでしょう