Steel Wheels

Point of no return

4CRからToughTouringに(オイルの銘柄と粘度を変えたらブン回しても滲まなくなったでござるの巻)

土曜日は雨。走りに行けないので

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4CRがここまで汚れてるのは記憶にないなぁ。この夏はオイル、エンジンにとってもキツかったのかな…などと思いながらオイルを抜いて

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フラッシングして、フィルターを外すと

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めっちゃスラッジが出てきました。モノとしてはカーボンっぽい。

うわあ、なんだこれ? と驚きながら、どうでも良いことしか覚えてない脳内データベースから思い当たることを検索すると。

 

あ! あれだ。フューエルワン

 

去年、劇的な効果を経験したあとも思いだした頃に断続的に入れてたんですよね。

実はオイル下がりしているんじゃないかというくらいの白煙を吹くことが時々あったのですが、排気ポートから覗いてもオイルっぽさは無く、それもどうやら燃焼室の堆積物が燃えていたのではないかと。

プラグホールから確認するとピストンヘッドはアルミ地がの面積が大半を占めカーボンの体積は排気側の一部だけ。

フューエルワン、すげえ。ワコーズすげえ。

 

4CRは浸透性が良すぎてスタッドのところから滲んじゃったけど。

 

ということで銘柄を4CRからToughTouring。粘度は5w-40から20W-40へ。

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ヘビーデューティだそうです。

熱が入ってもヘタリにくいとか合成油の割には4CR、ProStageなどと比して対シール浸透力は控えめとのこと。

旧車向け、空冷エンジン向けということですな。

 

で、入れてみた雰囲気。

シフトタッチは4CRに遠く及ばないです。これはまあ当たり前。4CRのスパスパ入るシフトが好きなんだけど仕方ないですね。あれが異様なだけ。

始動性はへたった4CRでちょっともたつくことがあったのが改善しました。新油同士で比べないと意味ないですね。

エンジンの回り方。ちょっとこもったゴロついたようなエンジン音になったでしょうか。4CRのフリクションなくスパーンと回転があがって速度が乗ってるという感覚も薄れてますね。トルクに乗せて回っていく感じ。バイクが世代的に0.25世代ほど遡った雰囲気です。

と、ネガティブな面ばかりが感じられるのですが熱的に厳しい環境で能力を維持するための特性でしょう。

 

ダメだったらケミカルをブチ込もうと思っていたのですが、ToughTouringのみで走らせてオイルにじみは今の所は出てないです。

いつもよりブン回した距離はちょい長めにして試したのですが、先週発覚したオイルにじみの箇所は乾いたままです。

 

めでたし。

 

知人にワコーズの営業氏がいるのですが

「それに4CRはやめてください…ToughTouringにしてください…」

と、散々言われていたんですよね。

 

人の言うことは聞かなあかんと言う話でした