Steel Wheels

Point of no return

K&Nパワーフィルターの掃除

大掃除の季節です

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K&N純正のクリーナーで洗って

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オイルを染み込ませて装着。

ついでにセッティングを冬用に

 

そういえばワコーズのフィルタークリーナーが廃盤になってますね。便利な製品だったので残念ですが、どうやら用途外使用で問題が出たことに対しクレームを入れた人がいたようで。

「ディグリーサーとして使える」とユーザー間で広まり競技用自転車の界隈では常用されるような状況になっていました。この製品はエアクリーナーのスポンジに染み込んだオイルを浮かせるような効果はたしかに絶大でまた樹脂や塗装面を侵さないので、自転車のクリーニングに適していたんですね。ロードレーサーを競技と競技に出場する前提のトレーニングで使うとめちゃくちゃ汚れるんですよね。チェーンルブ、ベアリングのグリスの油脂、ライダーの汗、補給するドリンクそして粘度の高い補給食のジェルなどが土埃を至る所にこびりつかせるわけです。それにフィルタークリーナーを使うと油脂分を含んでこびりついた汚れを浮かせてその後は水で流すと綺麗に落ちるのです。

自分もなんどか使ったのですが、なるほどこれは「使える」と思いました。

しかし、それと同時に問題も見えました。一つは浸透力の高さからベアリングのシールを突破していること。もう一つ、使用後洗剤で洗い流しても油脂の乗りが著しく悪いということ。これを実感したので自分はこの用途での使用をやめましたが、競技用自転車業界では定番であり続けました。

そして目的外使用者によるクレーム。

似たような話をちょくちょく聞く気がしませんか?

なんか変ですよね。