Steel Wheels

Point of no return

純正パーツ流用(KH125用ガソリンタンクキャップ)

自分のKZ1000Jは多くの他車のパーツが使われています。

大物はホイール。前はZ1-R、後ろは(たぶん)Z1100GP。フォークは先のエントリー通りKZ1000P。

ハンドル周りはスイッチがER6とZX6、スロットルホルダがZX10R。ワイアーはKX450F。

電装品だとレギュレータはヤマハ純正品ですし、ガソリンコックはスズキ純正品です。

ノーマル純正パーツの欠品や仕様上の不具合を補い信頼性のある汎用パーツを使うというスタンスです。

その一環として

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KH125のタンクキャップ。KH125と言っても70年代のものではなく90年代から最近まで売っていた角っぽいタンクの海外向けのモデルです。確かツキギが逆輸入していましたね。その最終型のころのキャプです。同時期のKZ1000Pなどにも同じものが使われています

ノーマルによく似ていますが、若干もっさりとした形状です。その理由はガソリン漏れ対策が施されているから。

Jのキャップはエア抜きの経路があるにはあるけどガソリンとの分離がイマイチで鍵穴からガソリンが漏れたり開閉機構に溜まって開けた瞬間にタンク上にぶちまけたりします。

このキャップはエア抜きの経路を長く取ってガソリンと分離するように作られています。分解して確認するとそのエアベントの経路のほか、ゴムシールだけに頼らず金属プレートを介して複数の小スプリングでシールを抑えガス注入口を密閉するなど、なるほどよくできています。

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タンク側にガスのドレン用に穴があれば完璧なのですが、そこは目を瞑りますか。

かなりガタが出ていたキーシリンダも新品にしました。ちょいちょいと弄ってノーマル同様どのキーでも開くように改造。セキュリティ0(笑